Customizing of Roadster


NCEC オートライト化


↑ ヘッドライト オート化ユニットと、光センサー ( 500円玉はサイズ比較のため )

某スバル車オーナーズクラブのサイトで売られている物の 汎用版 です。
実は私、このユニットの開発製作に携わっています。
基板設計や実走テストなども行いました。

ユニット本体もセンサーも非常に小型で、センサーはダッシュボード上に両面テープで貼れる簡単仕様。

【 主な機能 】
周囲の光度に合わせて薄暗くなったら点灯、またはフリッカー ( トンネル内照明等の人工的な光が出す波長 ) を感知して点灯。
停車時にサイドブレーキを引くと自動でヘッドライト消灯させる機能付き。( 任意で ON/OFF 選択可 )
サイドブレーキとは別途に、停車時にブレーキペダルに連動して消灯させる機能もあります。( 任意で ON/OFF 選択可 )
サイドブレーキ・ブレーキペダルの連動は停車時のみで、走行中には連動しません。

【 主な配線 】
・ 電源 (+) … IG 電源か、ACC 電源に繋ぐ
・ 電源 (-) … ボディーアースに繋ぐ
・ 車速信号 (+) … 車速信号に繋ぐ
・ ライトスイッチ (-) … 純正ヘッドライトスイッチに繋ぐ
・ スモールスイッチ (-) … 純正スモールスイッチに繋ぐ
・ 光センサー … 付属のセンサーに繋ぐ
・ オート機能の ON スイッチ … スイッチを別途用意して繋ぐ ( スイッチ不要の場合はボディーアース )
・ サイドブレーキ信号 (-) … サイドブレーキ連動で消灯させる場合、サイドブレーキ信号に繋ぐ

この他のもブレーキスイッチに繋いで信号待ち停車時などブレーキペダルに連動して消灯も可
電源やサイドブレーキ信号は メーター裏のコネクター に繋げば OK なので、取り付けはさほど難しくないかと。


【 販売サイト 】
BASE 内にあるショップで、スマホアプリ PayID でのお買い物も可
こちらで購入可能です。
↑ エキマニやマフラー等で有名な某メーカーと似た名前の店ですが無関係です(笑)


【 純正オートライトスイッチの流用方法 】
「 AUTO 」 が有る他型式用の純正ヘッドライトスイッチを流用してロードスターに取り付けました。
これにより最初からオートが標準装備だったように仕上げる事が出来ました。


↑ RX-8 用 AUTO 付き純正スイッチ

RX-8 や MPV など、近い年式で純正オートライト付きのウインカーレバーを用意する。
ヤフオク等、中古品が割と安価で入手可能。



↑ ウインカーレバー本体裏側

裏側には半透明のカバーがあるので、爪部分をマイナスドライバーを使ってこじって開ける。



↑ 中身はこんな感じ

灰色のパーツはコネクターになっていて、外すと以下の作業がやりやすくなります。



↑ 市販のリード線 ( 0.2 ~ 0.3sq )を繋げる

スイッチが利用出来るように、市販のリード線をハンダ付けで繋ぐ。
・ 緑 … オート機能の ON スイッチ
・ 赤 … ヘッドライトスイッチ
・ 黄 … スモールランプスイッチ
それぞれギボシ端子や市販のコネクター等を使用してユニットに繋げれば OK です。

あとは半透明カバーを元に戻し、車両のウインカーレバーと交換。
普段は 「 AUTO 」 の位置にしておけば、ユニットが機能してヘッドライトがオート化します。
任意でヘッドライト・スモールランプをオンにしたい場合は、スイッチを回してヘッドライト or スモールランプ位置へ。
オート機能をオフにして、普通のヘッドライト・スモールランプスイッチとして使う事も可能です。


<< 前のページに戻る